何度もダメにしてしまったことがあるけど、観葉植物をお部屋に飾りたい。
一人暮らしを機会に、観葉植物を育ててみたい。
こんな風に思う方、多いと思います。
なぜ、私たちは観葉植物に惹かれてるのでしょうか?
家や部屋の中に自然を取り込むことができるから。
緑色は、目の疲れを和らげる、脳を活性化させるなどの効果もあり、植物によってリラックスできることを私たちはわかっているから。
基本的に無機質なものが多いインテリアの中で、観葉植物には生命力のあるインテリアとして価値を感じているから。
生き物が苦手、飼うことができない人でも、観葉植物なら育てることの楽しさを味わうことができるから。
風水学で「観葉植物には、良い気を呼び寄せ悪い気を吸収する力がある」という情報を、雑誌やネットなどでよく目にしているから。
これらのことを私たちは何となく知っていて、観葉植物を身近に置きたくなるのではないのかと思います。
そこで、私が実際に育てたことがある観葉植物の中で、ずぼらな手入れでもしっかり育つ観葉植物を5つご紹介します。
インテリアコーディネーターとして1000件以上の間取りに関わった実績と整理収納スキル、主婦経験を活かして間取り診断を行っています。お客様の思いを引き出して間取りに再現し、「幸せが叶う家づくり」をサポート。
収納に強い・間取りプランナー 上田五月です
以前別の記事でもお話しましたが、私は現在5種類の観葉植物を育てています。
自慢できるようなことは特にしていなくて、ずぼらな手入れではありますが、どの植物も元気に育っています。
そんなずぼら管理でも大丈夫なおすすめ観葉植物5選です。
初心者でも育てやすい観葉植物①・ポトス
ポトスの特徴
- 小型の観葉植物
- クセがないため、どんなインテリアにも馴染む
- つる性の植物なので天井や壁から吊るすとおしゃれ
- 葉の色(グリーン、ライム、斑入りなど)の種類が豊富
ポトスを育てるときの注意
- 強い日差しに弱いため、夏の直射日光はNG
- 明るい屋内や半日陰がおすすめ
- 耐寒性がないため、冬場は暖かい場所に置く
- 水は土の表面が完全に乾いたら上げる(1週間に1回が目安)
- つるの根元の葉が落ちると全体の形が崩れるのが欠点
初心者でも育てやすい観葉植物②・パキラ
パキラの特徴
- 基本的に大型の観葉植物(150㎝以上になることも)
- ギフトとして人気が高い
- 葉の色は明るいグリーンでシャープな雰囲気
- 大きさはテーブルサイズから床置きサイズまで様々
パキラを育てるときの注意
- 耐陰性はあるけれど、明るい場所に置かないと葉が落ちてしまう
- 直射日光は葉焼けの原因になるので、日当たりのいい室内に置く
- 切った場所から新芽が出てくる
- 剪定した枝は挿し木にすれば、2週間〜1カ月程度で発根する
- 水やりは週に1回程度
初心者でも育てやすい観葉植物③・サンスベリア
サンスベリアの特徴
- 基本的に中型の観葉植物(50㎝程度)
- サボテンと並ぶほど乾燥に強く丈夫な植物(初心者でもほぼ失敗なし)
- マイナスイオンを発生するといわれ、室内の空気を清浄するといわれている
- 淡いグリーンから縞模様のある濃い緑、丸みのある葉などバリエーションが豊富
サンスベリアを育てるときの注意
- 増えた葉を土に挿し木すれば発根し、新しい芽が出る
- 耐陰性があるので、窓越しの光で十分育つ
- 寒さに弱い点には要注意(寒い地域では冬の夜は置き場所に気を付ける)
- 水のやりすぎはNG(3週間に1回程度のペースで大丈夫)
初心者でも育てやすい観葉植物④・シェフレラ(カポック)
シェフレラ(カポック)の特徴
- 基本的に大型の観葉植物(100㎝以上になることも)
- 葉は光沢があり、丸みのある葉がかわいい
- 葉は斑入りのものもある
- テーブルサイズから床置きサイズまで楽しめる
- 天井の高さまで生長させて、大型インテリアとして楽しむこともできる
シェフレラ(カポック)を育てるときの注意
- 耐陰性と耐寒性もある頑丈な植物
- 暖かい地域であれば屋外でも越冬できる
- 水やりは週1回程度
初心者でも育てやすい観葉植物⑤・モンステラ
モンステラの特徴
- 基本的に中型の観葉植物
- 切れ込みが入った葉の形が個性的(生長すると葉に穴が開くのが特徴)
- 原産地が南米やハワイなため、南国風のインテリアによく合う
- 葉の形や大きさのバリエーションは豊富
モンステラを育てるときの注意
- 明るい日陰や半日陰でも育つ
- 寒さに強いため育てやすい
- 生育すると横に広がって形が崩れるが欠点
- 水やりは週1回程度
- サトイモ科のため、樹液が皮膚に付くと炎症を起こすこともあるので注意する
お好みの観葉植物が決まったら、育て方をチェックしてください。
観葉植物のゆるい育て方をまとめた記事は、こちら!
初心者の方でも育てやすい観葉植物ばかりです。
ぜひ、お部屋のインテリアとして取り入れてみて下さい。